旅行先として人気のエジプトですが、外国人として知らなければならない現地の知識もあります。イスラームの寺院など宗教施設を訪れる場合、肌が露出した服装は避けなければなりません。マナーというよりそれが規則になっています。
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バクシーシというのは、もともとイスラームの"喜捨"、つまり経済的に余裕のある人が貧しい人にお金または物を与えるのは当然である、という考えから生まれた習慣です。
ところがこれが、"あなたは持っているのだから、もっていない私に与えるのは当然"というかのように、持たないものが持てるものにお金や物をせびる場合もあるようです。
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エジプトを旅行していると、確かにバクシーシに関して不快な思いをすることがあります。
エジプト人はもらった金額が少ないと判断すると、自分が馬鹿にされたと判断して怒ることもあります。
かといってあまりに気前よく渡してしまうと、良いカモを捕まえたといわんばかりにしつこく、時には集団で迫ってきます。
日本でもお金が人間関係の潤滑油になっている場合も確かにあります。
イスラーム圏では神がこれを積極的に認めているというわけです。
日本人には違和感を感じることも少なくありませんが、それは民族性の違いです。
郷に入ったら郷に従え。
小額の紙幣を用意しておき妥当な金額を渡すのが、礼儀であるように思います。
では実際、どの程度の金額が妥当なのでしょう?
一般の食堂などでは、ウェーターに30〜50pt.くらい、ちょっと高級なレストランなら料金の1割程度をテーブルに置いておくのがマナーとされています。
また、トイレでも無料の事はほとんどなく50pt.程度を渡すのが相場です。
次に宗教を考えてみます。
エジプトはイスラーム国家です。
イスラームのモスクの装飾は、イスラーム教徒でなくても非常に興味深く、芸術性の高いものだと思います。
そういった現地の興味深い場所訪ねる場合でも、あくまで私たちは観光客であり、地元の人たちの生活を乱してはならない という事を忘れてはいけません。
イスラームの寺院など宗教施設を訪れる場合、肌が露出した服装は避けなければなりません。
マナーというよりそれが規則になっています。
エジプトは非常に暑い国なのですが、街中を歩くときも肌の露出は避けるべきだとされています。
実際、現地の人も、日本の夏のような半そで、短パンといった格好はしていません。
軽くて薄いものを羽織っていたほうが涼しく感じられるという事なのでしょう。
また、金曜日はモスクで礼拝が行われます。
たとえばカイロのブルーモスク"ガーマ・アズラク" では、13:00〜15:00は礼拝の時間なので、観光客は入場を控えるべきです。
イスラーム圏では原則として飲酒は禁止です。
ただエジプトは比較的規則が緩やかで、ステラというビールや、オマル・ハイヤームというワインなどが人気であり、レストランではアルコール類を提供しています。
それでも、特にラマダーンの断食月のときにはアルコールは飲みません。
その期間は、たとえ観光客といえどもあまりおおっぴらにお酒を飲むようなことは避けるべきです。
アルコールに限らず、ラマダーンの期間は日中食べ物を持って街中をうろつくような行動は控えてください。
それが相手国の文化を尊重する態度だといえます。