怪しいサイドビジネスがはびこっています。利用者(つまり顧客)にドロップシッピングのシステムを提供するといううたい文句で宣伝しています。しかし、それだけの利益がでるのであれば、なぜ自分自身で行なわないのでしょうか?
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資料を取り寄せたのは、ネットでのサイドビジネスをうたっている会社数社です。
サイト上には詳しい業務内容が明記されてなく、何となく怪しい雰囲気が漂っています。
通常、資料請求のページには郵便番号や住所など資料の送付先が入力できるようになっていますが、不思議な事にそれらの会社の当該ページは申し合わせたように電話番号と名前の記入欄しかありませんでした。
前日の夜に記入して情報を送ったら早速翌日に業者から電話がかかってきました。
その電話は概要だけの説明しかされず、詳しくは資料が届いてからという事ということでした。
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その電話で住所を伝えると、資料はメール便の速達で翌日届きました。
他社も同じような対応で資料を発送するなど、別々の会社に請求したにもかかわらず全ての会社がほぼ同じような内容でした。
これらの会社は、利用者(つまり顧客)にドロップシッピングのシステムを提供しています。
ドロップシッピングとは販売店(代理店)が商品の販売だけを行い、注文があった時点で仕入先から直送してもらうという販売形態です。
顧客から注文が入ると、店舗は仕入れ代金を支払った上でに商品は仕入先から顧客に直送してもらい、商品の代金は販売店が受け取ります。
販売店が在庫をかかえるというリスクを避けてネットショップが運営できる というのがドロップシッピングです。
しかし、今回資料を請求した業者が行っているのは、単に商品を卸すという事ではなくショッピングサイトの構築から集客、決済など販売システム全体を提供するというものでした。
取り扱える商品の種類やサイトの内容によっても料金が異なるようです、初期費用が50万円から120万円くらい。
業者によってはそれ以外に月間の売上金額に応じて手数料を20%〜30%要求すると明記しているところもありました。
つまり、業者に依頼して、最初にまとまった料金を払って自分がオーナーとなるネットショップを作ってもらい、陳列する商品の選択から発送まで代行してもらうというものでした。
いってみればその会社とフランチャイズ契約を結び、経営指導料や販売手数料を支払いながらその会社の商品を販売するようなものでしょうか。
ネットショップなので店舗そのものを運営する経費がかからないとはいえ、この形態での契約では本来ドロップシッピングが持っているリスクを回避したショップが運営できるという利点が全くありません。
今回資料を請求した会社がどのくらいの数の会員を持っているのかは分かりませんが、同じような商品を同じような価格で販売しているネットショップが多くある中で、ノウハウも経験もない個人が参入して、これだけの初期投資を回収できるだけの売り上げを確保できるとは到底思えないし、サービスを提供する業者側も会員が初期費用を回収するのは難しいだろうという事を承知の上でビジネスを行っているように感じました。
とにかく早く契約させたいという気持ちがアリアリでしたので層感じました。
ネット上に自分の店が持てて、うまく回ればほとんど何もせず安定収入が確保できるように感じるかもしれませんが、こういったビジネスモデルは提供者側だけが有利になるように作られていて、個人のショップは利益を出すどころか経費を回収する事さえ難しいはずです。
お金が余っていて数百万円程度なら捨ててもいい人以外は手を出さないほうがいいようです。